化粧品物流を外部委託するには?薬機法対応の物流センター活用ガイド

化粧品物流を外部委託するには?薬機法対応の物流センター活用ガイド
化粧品を取り扱う物流業務は、薬機法(医薬品医療機器等法)によって厳格に管理されており、ラベル貼付・化粧箱入替・市場出荷判定前の保管などの「製造行為」に該当する業務を行うには、「化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)」を取得した倉庫である必要があります。自社で倉庫を構えて許可を取得するには、薬局等構造設備規則に適合した設備整備と責任技術者の配置が求められ、ハードルは決して低くありません。
そこで近年、多くの化粧品メーカーやD2C・ECブランドが活用しているのが、薬機法対応の物流センターを持つ外部委託(アウトソーシング)です。ラベル貼付や化粧箱の入れ替えといった流通加工から、ロット・使用期限管理、輸入化粧品の検品まで、すべてを物流センター内で完結できる体制が整ってきています。
この記事では、化粧品物流を外部委託する際に押さえておくべき薬機法の基本、委託のメリット・注意点、委託先の選び方、そして化粧品物流に強い委託先9社を解説します。
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目次
1. 化粧品物流とは?外部委託の基本
化粧品物流とは、化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)を対象とした保管・ピッキング・流通加工・出荷などの物流業務全般を指します。一般的な雑貨物流と決定的に異なるのは、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」に基づく厳格な品質管理と、製造行為に該当する業務への許可取得が前提となっている点です。
具体的には、次のような業務が化粧品物流の対象となります。
- 国内メーカーからの入荷・検品・保管
- 輸入化粧品の受入検査・法定表示ラベルの貼付
- 化粧箱の入れ替え・シュリンク包装・セット組
- ロット管理・使用期限管理
- BtoB(卸・店舗)/BtoC(EC)の出荷
- 返品対応・廃棄処理
化粧品は肌に直接触れる商品であり、温湿度変化や直射日光、虫害などによって品質が損なわれると、消費者の健康被害に直結するおそれがあります。そのため、防塵・防虫・防鼠対策や温湿度管理などの物理的な設備に加え、作業手順書や記録書類による運用品質の担保まで、総合的な管理体制が求められます。
外部委託(アウトソーシング)では、こうした専門性の高い業務を、化粧品製造業許可を取得済みの物流会社に一括で任せることができます。メーカー側は本業である商品開発・マーケティングにリソースを集中できるため、化粧品業界では一般的な選択肢となっています。
2. 化粧品物流に必要な薬機法上の許可
化粧品物流を外部委託する際、委託先の倉庫が取得しているべき許可は、主に次の2つです。
2-1. 化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)
化粧品のラベル貼付や化粧箱の入れ替え、市場出荷判定前の化粧品の保管などは、薬機法上「製造行為」に該当します。したがって、物流倉庫がこうした業務を行うには、化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得している必要があります。
化粧品製造業許可には2つの区分があります。
- 1号区分:化粧品の製造工程の全部または一部を行うもの(2号に掲げるものを除く)
- 2号区分:化粧品の製造工程のうち包装・表示・保管のみを行うもの
卸売業者や物流センターが取得するのは、主に2号区分(包装・表示・保管)です。
許可を取得するためには、人的要件(責任技術者の配置)と構造設備要件(薬局等構造設備規則への適合)の両方をクリアしなければなりません。具体的には、製品の品質を保持できる衛生的な区域・区画を確保し、防塵・防虫・防鼠対策、温湿度管理、直射日光を避ける保管環境を整える必要があります。
無許可の業者に製造行為に該当する業務を委託した場合、依頼主(製造販売業者)側が薬機法違反として処罰される可能性があるため、委託先選定時には必ず許可の有無と区分を確認しましょう。
2-2. 医薬部外品製造業許可(包装・表示・保管区分)
薬用化粧品、入浴剤、制汗剤、ヘアカラー剤、育毛剤などは、薬機法上「医薬部外品」に分類されます。これらを取り扱う場合は、化粧品製造業許可ではなく、医薬部外品製造業許可(包装・表示・保管区分)が別途必要です。
自社の取扱商品に医薬部外品が含まれる場合は、委託先が両方の許可を取得しているか事前に確認しましょう。
2-3. 輸入化粧品を扱う場合の注意点
税関を通過した直後の輸入化粧品は、製造販売元による「市場出荷合格判定」が下りる前の状態です。薬機法上はまだ製造途上にあると解釈されるため、この段階の化粧品を保管するには、同じく化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)が求められます。
空港・港湾近郊の倉庫や、輸入化粧品を取り扱う物流会社の多くがこの許可を取得しているのは、こうした背景によるものです。
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3. 化粧品物流を外部委託する4つのメリット
3-1. 薬機法対応のハードルをクリアできる
自社で倉庫を構えて化粧品製造業許可を取得するには、構造設備の整備、責任技術者の確保、許可申請の事務負担など、多くのコストと時間がかかります。外部委託を活用すれば、既に許可を取得済みの物流センターを利用できるため、薬機法対応の初期投資を大幅に圧縮できます。
3-2. 人材採用・育成コストの削減
化粧品物流は多品種・多SKU・ピース単位のピッキングが中心で、作業者には高い精度と知識が求められます。作業員を自社で採用・教育・管理するには相応のコストがかかりますが、委託すれば熟練スタッフが在籍する体制をそのまま活用できます。人手不足の深刻化が続く物流業界において、この点は大きな利点です。
3-3. 出荷波動への柔軟な対応
化粧品は新商品発売時、季節変動、キャンペーン時などに出荷量が大きく変動します。自社物流では繁忙期のために人員・設備を常時確保しておく必要がありますが、委託先の物流センターは複数荷主の業務を共同運営しているため、波動への対応力が高く、コストの変動費化も実現しやすくなります。
3-4. 流通加工・国際物流までワンストップ対応
委託先によっては、化粧品製造業許可を活かして、ラベル貼付・化粧箱入替・シュリンク包装・セット組・ギフトラッピング・同梱物制御といった流通加工まで倉庫内で完結できます。輸入通関や国際物流まで対応できる会社を選べば、海外調達からエンドユーザー配送までを一気通貫で依頼することも可能です。
4. 化粧品物流を外部委託する際の注意点
4-1. 必ず許可証と許可区分を確認する
繰り返しになりますが、化粧品製造業許可を取得していない業者に製造行為に該当する業務を委託した場合、依頼主側が薬機法違反を問われるリスクがあります。契約前に許可証(許可番号・許可区分)を必ず書面で確認しましょう。特に許可区分(「包装・表示・保管」の全てをカバーしているか、あるいは「包装」のみか)は業務範囲に直結するため要チェックです。
4-2. ロット管理・使用期限管理への対応可否
化粧品は使用期限管理が必須であり、ロット単位でのトレーサビリティが求められるケースが少なくありません。委託先のWMS(倉庫管理システム)がロット逆転防止、使用期限別の引当制御、先入れ先出しに対応しているかを確認する必要があります。
4-3. 流通加工の対応範囲
輸入品のラベル貼付や化粧箱の入れ替え、セット組、ギフトラッピングなど、自社が必要とする流通加工に対応できるかを確認しましょう。外部パートナーに再委託する形だと、リードタイムやコストが増加するケースもあります。
4-4. システム連携・データ連携
自社の基幹システム、ECカート、ERPなどと委託先のWMSがどのように連携できるかも重要な検討ポイントです。API連携、FTP連携、CSV連携などの柔軟性は、業務効率に直結します。
4-5. 契約条件・料金体系の透明性
料金が固定費中心か変動費中心か、最低保管料や最低出荷料の有無、追加作業の単価など、料金体系を明確にしておきましょう。化粧品は単価が比較的高く、SKUが多い傾向があるため、保管料のシミュレーションを事前に行っておくことをおすすめします。
5. 化粧品物流の委託先を選ぶ6つのポイント
5-1. 必要な薬機法上の許可を取得しているか
化粧品製造業許可、医薬部外品製造業許可が、自社の取扱商品の範囲をカバーしているかを確認します。医薬部外品の薬用化粧品やヘアカラー剤などを扱う場合は、両方の許可を取得している会社を選びましょう。
5-2. 対応拠点の立地とBCP
首都圏・関西圏などの出荷ボリュームが大きいエリアに拠点があるか、複数拠点を持つことでBCP(事業継続計画)対応ができるかを確認します。特に事業規模が大きくなってきた段階では、温湿度管理設備の耐震性、在庫分散、東西拠点での冗長化などが、災害時のリスク分散につながります。
5-3. 流通加工の対応範囲と内製化度
ラベル貼付、シュリンク包装、化粧箱入替、セット組、ギフトラッピング、同梱物制御など、どこまでを同一拠点・自社内で対応できるかが、リードタイムとコストを左右します。
5-4. システムの柔軟性
自社のECカート(Shopify、たまごリピート、BASE等)や基幹システムとのデータ連携が柔軟にできるか、WMSのカスタマイズ範囲はどこまでか、リアルタイム在庫確認は可能か、などを確認します。
5-5. 輸出入・国際物流対応
輸入化粧品を取り扱う、または越境ECへの対応を視野に入れている場合は、通関業、国際物流、多言語ラベル対応などの実績がある会社を選びましょう。
5-6. 実績・取引先の規模感
自社と同じ規模・業態の荷主の実績があるか、大手化粧品メーカーとの取引実績があるか、といった点も信頼性の判断材料になります。
6. 化粧品物流に強い委託先9社
ここからは、化粧品製造業許可を取得し、化粧品物流に実績のある委託先9社を紹介します。各社の特徴を比較し、自社に合うパートナーを検討する材料としてご活用ください。
※掲載順は編集部の独自基準による並びとしています。各社の許可状況・サービス内容は変更される可能性があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください(2026年4月時点の公式サイト情報に基づきます)。
6-1. 株式会社富士ロジテックホールディングス
| 設立 | 1918年5月16日 |
|---|---|
| 本社 | 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F(東京本社)/静岡市葵区栄町4-10 静岡栄町ビル1F(静岡本社) |
| 公式サイト | https://www.fujilogi.co.jp/ |
| 対応拠点 | 東京、千葉、神奈川、北関東、静岡、名古屋、大阪、奈良、福岡ほか |
富士ロジテックホールディングスは、1918年設立の総合物流企業です。化粧品製造業(包装・表示・保管区分)を取得し、全国ネットワークを活かした物流コスト削減やBCP対策が可能です。輸入化粧品の市場出荷前の保管、包装・表示作業、返品製品の再生作業など、化粧品物流に関する幅広い業務を受託しています。通販・EC向けのフルフィルメント実績も豊富で、化粧品EC事業者の成長ステージに合わせた支援が強みです。
6-2. SBSロジコム株式会社
| 設立 | 昭和15年(1940年)1月26日 |
|---|---|
| 本社 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階 |
| 公式サイト | https://www.sbs-logicom.co.jp/ |
| 主な拠点 | 印西物流センター支店(千葉県印西市)ほか複数拠点 |
SBSロジコムは、SBSグループの中核を担う総合物流企業です。化粧品・医薬部外品・医薬品・医療機器の包装、表示、保管および製造、販売を営業科目に含んでおり、印西物流センター支店(千葉県印西市)をはじめとする複数拠点で化粧品製造業許可(包装・表示・保管)を取得しています。セット組、シュリンク包装、POPやテスター同梱、販促品の同梱など、多様な流通加工に対応。通販EC物流の実績も豊富で、グループ全体の拠点・輸配送ネットワークを活用した一気通貫のサービスを提供しています。
6-3. 鈴与株式会社
| 創業/創立 | 1801年(享和元年)創業/1936年(昭和11年)創立 |
|---|---|
| 本社 | 静岡県静岡市清水区入船町11-1 |
| 資本金 | 10億円 |
| 売上高 | 1,709億65百万円(2025年8月期) |
| 公式サイト | https://www.suzuyo.co.jp/ |
| 薬機法対応拠点 | 全国6拠点 |
鈴与は1801年創業・1936年創立の総合物流企業で、220年以上の歴史を持つ鈴与グループの中核企業です。化粧品・医薬部外品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得した倉庫を全国6拠点に構えており、輸出入から受入検査、流通加工、保管、出荷までワンストップで対応可能です。鈴与独自開発のWMSは1,000社以上の運用実績があり、ロットや使用期限、納品先別のトレース機能を備えているのも特徴です。基幹システムとのFTP連携・API連携など柔軟なデータ連携にも対応しており、化粧品ブランドの運用フローに合わせた設計が可能です。
6-4. サカタウエアハウス株式会社
| 創業 | 1914年(大正3年) |
|---|---|
| 本社 | 大阪府大阪市都島区友渕町2-9-25 |
| 公式サイト | https://www.sakata.co.jp/ |
| 対応エリア | 関東、関西(関東営業所・館林インター倉庫を含む) |
サカタウエアハウスは、創業1914年、2024年で110周年を迎えた老舗物流企業です。半世紀以上にわたり化粧品(コスメティック品・トイレタリー品)の物流業務を実施してきた実績があり、関東・関西の複数拠点で化粧品・医薬部外品製造業許可を取得しています。独自に責任技術者を配置することで、荷主(製造販売業者)側の責任技術者常駐を不要とする運用が可能な点も特徴。危険品倉庫の併設や定温庫の設置にも対応しており、化粧品物流特有の商品特性に応じた保管機能を提案できます。音声ピッキングシステム(VPS)による業務の標準化・効率化、WMSとマテハン機器の連携による高品質物流にも強みがあります。
6-5. 株式会社三協
| 創立 | 昭和43年(1968年) |
|---|---|
| 本社 | 大阪府東大阪市今米1-15-11 |
| 公式サイト | https://www.kk-sankyo.com/ |
| 主要拠点 | 大阪府(寝屋川EC物流センターほか)、奈良県(コスメ専用物流センター) |
三協は関西エリアを中心に、化粧品物流・EC物流に強みを持つ物流会社です。関西エリアにコスメ専用物流センターを構え、大阪府の寝屋川EC物流センターなどで化粧品の物流業務を展開しています。化粧品製造業許可(許可番号27CZ200478号)・医薬部外品製造業許可(許可番号第27DZ200203号)・高度管理医療機器等販売業・貸与業許可など、薬機法対応倉庫として幅広い許認可を保有しています。自社開発WMS「SANTA」により、ロット逆転防止や使用期限管理、購入者属性に応じた同梱物制御などの細かい制御が可能。「誤出荷ゼロ」を掲げる現場品質も特徴です。
6-6. 株式会社サントップロジテム
| 設立 | 1997年8月 |
|---|---|
| 本社 | 埼玉県三郷市戸ヶ崎1-15 |
| 公式サイト | https://suntoplogi.co.jp/ |
| 主要拠点 | 埼玉県三郷市に4拠点、千葉県柏市に1拠点 |
サントップロジテムは1997年設立、埼玉県三郷市を中心に5つの物流センターを運営する物流会社です。化粧品製造業許可・医薬部外品製造業許可(包装・表示・保管)を取得済みで、衛生管理された作業場、ロット管理、流通加工、インクジェット印字などの設備を揃えています。化粧品・医薬部外品物流と並行して、キャンペーン事務局代行や販促品物流も手がけており、印刷物や販促物のPOP・什器加工・仕分けから発送までをワンストップで依頼できる点が特徴です。受入検査から薬事対応が必要な流通加工、保管、出荷までトータルサポートが可能です。
6-7. 東京ロジファクトリー株式会社
| 創立 | 2010年10月1日 |
|---|---|
| 本社 | 東京都立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル6階 |
| 公式サイト | https://www.tokyo-system.co.jp/tlf/ |
| 化粧品物流対応拠点 | 圏央入間物流センター(埼玉県)※許可取得拠点/鶴ヶ島・昭島第2・横浜町田ほか実績拠点 |
東京ロジファクトリーは、東京システム運輸ホールディングスグループの倉庫業特化会社で、グループ計1,500名(2025年3月現在)の体制を持ちます。化粧品・医薬部外品の製造業許可(包装・表示・保管)は、圏央入間物流センター(埼玉県)で取得しており、同センターには専門の責任技術者(薬剤師)が常駐しています。化粧品・医薬部外品物流の実績物流センターは、圏央入間・鶴ヶ島・昭島第2・横浜町田の4拠点を展開。首都圏全域に多数の物流拠点と輸配送ネットワークを持ち、GMP省令に準拠した業務フローとISO9001による品質管理体制で、高い作業品質を維持しています。
6-8. 株式会社サンワネッツ(サンワNETS)
| 設立 | 1970年7月1日 |
|---|---|
| 本社 | 静岡県袋井市堀越350-1 |
| 公式サイト | https://www.sanwanets.co.jp/ |
| グループ拠点 | 静岡・東京・埼玉・神奈川・愛知の1都4県に多数 |
サンワネッツは1970年設立、静岡県袋井市に本社を置く総合物流企業です。「化粧品製造(包装)許可」「医薬部外品製造(包装)許可」を取得した施設において、流通加工や自社開発WMSを活用した通販物流に対応しています。ラベル・シール貼り、袋/ケース詰め、説明書等の資材挿入、箱詰め・梱包、検品・検査、ロット印字、フィルム包装、バンド結束など、化粧品・医薬部外品の加工業務を幅広く手がけます。関東・静岡・中京エリアを結ぶネットワークを活かした輸配送にも強みがあります。
6-9. 株式会社スクロール360
| 設立 | 1986年3月1日 |
|---|---|
| 本社 | 静岡県浜松市中央区佐藤2-24-1 |
| 公式サイト | https://www.scroll360.jp/ |
| 主要拠点 | 浜松、茨城県つくばみらい市、埼玉県春日部、北海道札幌ほか |
スクロール360は、通販大手スクロール(東証プライム上場)の子会社として、EC・通販物流支援を全国展開しています。化粧品製造業許可を取得しており、医薬部外品製造にも対応可能です。輸入通関後の物流センター内での受け入れ検品、化粧箱の入れ替え、シュリンク包装など、製造行為としての流通加工を一貫して提供しています。親会社のスクロールが通販事業者として長い歴史を持つため、リピート通販・D2C化粧品ブランドの出荷効率化や同梱物制御などの改善提案にも強みがあります。
7. 化粧品物流の委託先選定のご相談は「アウトソーシングプロ」へ
9社の比較を見て、「自社に合う委託先はどれか判断が難しい」「そもそも委託する業務範囲から整理したい」とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アウトソーシングプロを運営する株式会社グロップは、1975年10月13日設立、2025年10月に設立50周年を迎えた総合アウトソーシング企業です。人材派遣・BPO・ロジスティクス・テレマーケティングなど幅広いアウトソーシング領域で事業を展開し、キャンペーン事務局をはじめ各種サービスで年間4,000件以上の作業実績を持ちます。
| 設立 | 1975年10月13日 |
|---|---|
| 本社 | 岡山県岡山市中区さい70-3 |
| 売上高 | 639.9億円(2025年8月期:グループ連結) |
| 正社員 | 1,236名(2026年4月現在/グループ全体) |
| 登録スタッフ | 31万名以上 |
| 公式サイト | https://www.grop.co.jp/ |
| 主な事業 | 各種アウトソーシング、人材派遣事業、人材紹介事業、テレマーケティング事業、発送サービス、事務サービス 他 |
グロップがご提供できる価値
グロップは、化粧品製造業許可を取得した自社倉庫での物流受託は行っていませんが、お客様の課題整理・委託先選定・運用設計・現場の人材確保などを、中立的な立場でご支援できます。
- 委託先選定のコンサルティング:貴社の商品特性・販売チャネル・出荷規模に合わせた、最適な物流委託先候補のご提案
- 物流周辺業務のBPO:受注代行、カスタマーセンター、同梱物の制作・封入など、化粧品物流に関連する周辺業務の一括受託
- 現場人材の確保:繁忙期・新商品発売時の倉庫スタッフ派遣、ラインソーシングによる作業員確保
- ロジスティクスサービス:物流ノウハウと人材マネジメント力を活かした、お客様の物流部門パートナーとしての運営支援
「化粧品物流を委託したいが、どこから始めればいいかわからない」「複数社から見積もりを取りたい」「物流だけでなく周辺業務もまとめて効率化したい」といったお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
✉️ 化粧品物流の委託・周辺業務の相談窓口
8. 化粧品物流の委託でよくある質問
Q1. 化粧品物流を委託する際の費用相場は?
化粧品物流の費用は、保管料(坪単価・パレット単価)、入出荷作業料(ピース単価・ケース単価)、流通加工費、配送費などで構成されます。取扱SKU数、1日の出荷件数、流通加工の有無などで大きく変動するため、複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。
Q2. 小ロット・スタートアップでも委託できる?
対応可能な会社とそうでない会社があります。EC・D2C向けのフルフィルメントサービスを提供している会社は、スタートアップ段階からの受託実績が豊富な傾向にあります。最低取扱量や最低料金の設定を事前に確認しましょう。
Q3. 輸入化粧品でも委託できる?
化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得している委託先であれば、輸入化粧品の市場出荷前の保管、法定表示ラベルの貼付、化粧箱の入れ替えなどに対応可能です。通関業まで対応できる会社を選べば、海外調達から国内出荷までをワンストップで任せられます。
Q4. 委託にかかる期間はどれくらい?
導入までの期間は、要件定義・システム連携・現場構築などを含めて、一般的に2〜6か月程度が目安です。商品数や業務フローの複雑さにより前後します。
Q5. 許可区分「包装・表示・保管」と「包装」のみの違いは?
化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)は、①包装作業、②表示ラベル貼付、③市場出荷判定前の保管、のすべてに対応できる許可です。一方、「包装」のみの許可の場合は、包装作業のみが許可範囲となり、表示・保管業務の範囲は限定されます。自社の委託したい業務内容と、委託先の許可区分が合致しているかを必ず確認しましょう。
9. まとめ:化粧品物流の委託で事業成長を加速する
化粧品物流は、薬機法対応という専門性の高さゆえに、自社での内製化には大きな初期投資と運用負担が伴います。化粧品製造業許可を取得した物流センターへ委託することで、薬機法対応・人材確保・設備投資・波動対応といった課題を一気に解決でき、商品開発やマーケティングといった本業にリソースを集中できるようになります。
委託先を選ぶ際は、次の6つのポイントを押さえましょう。
- 必要な薬機法上の許可(許可区分まで)を取得しているか
- 対応拠点の立地とBCP対応
- 流通加工の対応範囲と内製化度
- システムの柔軟性
- 輸出入・国際物流対応
- 実績・取引先の規模感
自社の商品特性、販売チャネル(BtoB/BtoC)、出荷規模、将来の事業計画に合わせて、最適なパートナーを選定してください。
「どの委託先が自社に合うかわからない」「複数社から見積もりを取る前に相談したい」という段階でも、お気軽にアウトソーシングプロまでご相談ください。グロップの豊富なアウトソーシング支援実績を活かして、貴社の化粧品物流の最適化をサポートします。
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