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BPOセンターとは?アウトソーシングとの違いや業務内容

BPOセンターとは? (2)

「BPOセンターって何?」
「BPOセンターへ依頼できる業務は何?」

BPOセンターとは、業務の外部委託を請け負った会社が作業を行う拠点のことです。例えば、社内にコールセンターの設備がない場合などに、BPOセンターを持つ会社に業務を委託することで、設備費が不要になります。

しかし、実際にBPOセンターにどんな業務を委託できるのか、わかりにくいですよね。

本記事では、BPOセンターの業務内容やメリットデメリットを、実際の事例を交えながら徹底解説しています。BPOセンターをわかりやすく紹介しているので、業務をBPOセンターに委託する参考にしてください。

グロップはBPOセンターを6拠点所有!

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グロップは全国にBPOセンターを6拠点所有しています。コールセンターやデータ入力の外注なら、設備の整ったグロップにお任せください。

BPOセンターとは

業務の外部委託を請け負った会社の作業拠点

BPOセンターとは、業務の外部委託を請け負った会社が作業を行う拠点のことです。BPOセンターでは、コールセンターやデータ入力、梱包発送など様々な業務に対応できる設備を揃えています。

例えば、コールセンターなら電話機や専用の回線、オペレーターが作業をする場所など様々な設備が必要です。業務に必要な設備を揃えたBPOセンターを持つ会社に委託することで、設備費や人件費を削減できます。

BPOセンター=会社を示す場合もある

BPOセンターが拠点ではなく、BPOを行う会社そのものを示す場合もあります。BPOという言葉自体の歴史が日本では浅く、正確に理解されないまま言葉が使われているためです。

BPOとアウトソーシングの違い​

用語 詳細
BPO 業務の一部を委託
アウトソーシング 業務を丸ごと委託

BPOとアウトソーシングの違いは、委託する業務の範囲です。BPOが業務の一部委託なのに対して、アウトソーシングは業務を丸ごと外部に委託します。

例えば、事務業務であれば、BPOがデータ入力といった業務の一部を委託するのに対して、アウトソーシングは事務を丸ごと外部に委託します。効率化したい業務をピンポイントで依頼できるのが、BPOの利点です。

BPOセンターで行われる業務

BPOセンターで行われる主な業務
▼コールセンター ▼受付事務局 ▼メーリング
▼梱包発送 ▼印刷 ▼データ入力
紙媒体の電子化 システム開発 経理
総務・庶務 営業事務 人事(採用)

BPOセンターは、BPO会社が業務を行う拠点なので、依頼される幅広い業務に対応が可能です。コールセンターからバックオフィスの事務系作業、ITのシステム開発までBPOセンター内で業務できます。

ただし、一つのBPOセンターがすべての業務に対応可能なわけではありません。業務ごとに必要な設備や作業スペースが違うため、対応できない業務もあります。

コールセンター

業務内容
  • ・顧客サポート
  • ・テクニカルサポート
  • ・お問い合わせ対応
  • ・クレーム対応
  • ・テレアポ
  • ・アンケート調査

コールセンターは、電話機や回線などの設備が必要なため、BPOセンターを利用されることが多いです。

BPOに委託すると、自社では難しい24時間のお問い合わせ対応も可能になり、顧客満足度の向上に繋がります。

コールセンター外注おすすめ15選

受付事務局

業務内容
  • ・電話、メール対応
  • ・データ管理
  • ・スケジュール調整
  • ・書類管理
  • ・顧客対応

受付事務局は、自社リソースや専門性の確保といった理由でBPOセンターを活用されます。

BPOに委託すると、正社員のリソースを重要なタスクにあてられるうえ、受付業務に特化した人材を配置できるので、質の高いサービスが提供され、顧客満足度が向上します。

メーリング

業務内容
  • ・郵便物の受取や発送
  • ・郵便物の回収
  • ・郵便物の仕分け
  • ・郵便物の配布
  • ・切手や封筒の管理

メーリングは、業務の効率化や自社リソースの確保といった理由でBPOセンターを活用されます。

BPOに委託すると、専門的な知識とスキルで郵便物を管理してもらえるため、業務を効率化できます。また、正社員のリソースも確保可能です。

梱包発送

業務内容
  • ・検品作業
  • ・製品の梱包、ラベル貼付け
  • ・仕分け作業
  • ・発送手配
  • ・追跡と管理

梱包発送は、大量の荷物を効率よく捌く必要があるため、BPOセンターが利用されます。

BPOに委託すると、多くの人員を確保しつつ、効率よく発送まで行ってくれます。

物流アウトソーシングの詳細解説

印刷

業務内容
  • ・企画やデザイン
  • ・DTPや校正などのデータ準備
  • ・実際の印刷プロセス
  • ・裁断、加工などの製品仕上げ
  • ・梱包、発送から納品まで

印刷は、企画考案からデザインに専門知識が要るほか、大量印刷に大掛かりな設備も必要なため、BPOセンターを利用する企業が多い業務です。

BPOに委託すると、人件費削減はもちろんのこと、印刷機などにかかる設備費が削減できます。

印刷業務のBPO例とおすすめ企業

データ入力

業務内容
  • ・名刺や名簿の電子化
  • ・アンケート入力
  • ・冊子や原稿入力
  • ・はがき入力

データ入力は、セキュリティの観点からBPOセンターを所有する代行会社に依頼することが多いです。顧客情報や自社の機密情報を取り扱うため、在宅ワーカーを利用しない会社が好まれます。

BPOセンターは、監視がしやすいのはもちろん、情報の持ち出しができないよう設計されています。安心してデータ入力を委託したいなら、BPOセンターのあるサービスを選ぶのがおすすめです。

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BPOセンター利用のメリット・デメリット

メリット
  • ・設備のコストが抑えられる
  • ・自社のコア業務に専念できる
  • ・災害時のリスク分散
デメリット
  • ・業務のブラックボックス化
  • ・コミュニケーションが取りにくい
  • ・情報漏えいのリスクがある

設備コストを抑えられるのが最大のメリット

メリット 内容
設備コストの
削減
・初期費用や運用コストを削減
・設備やメンテナンス費用の削減
災害時の
リスク分散
・災害時にも業務の継続性が確保
・業務の停止リスクを未然に防げる
コア業務に専念 ・自社のリソースをコア業務に集中
・戦略的な業務に専念できる

BPOセンターを利用することで、設備コストの削減、災害時のリスク分散などのメリットがあります。例えば、大手企業がBPOセンターを活用することで、数億円規模の設備投資のコストを削減できた事例があります。

また、自然災害が発生した際も、地理的に離れたBPOセンターがバックアップとして機能し、業務停止の回避など様々なメリットがあります。

業務のブラックボックス化のデメリットあり

デメリット 内容
ブラック
ボックス化
・委託先での業務プロセスが不透明
・業務の進捗状況が把握しにくい
コミュニ
ケーション
・情報の伝達ミスが発生
・業務の効率や質が低下
情報漏えいの
リスク
・機密情報や顧客データが漏えい
・企業の信用を損なう可能性あり

BPOセンターのデメリットは、業務のブラックボックス化やコミュニケーションの取りにくさなどです。特に、委託先での業務内容が把握できなくなり、問題の発生に気づけない可能性があります。

業務を丸投げせず、密にコミュニケーションをとることを心がけましょう。定期的な報告会が開催されるなど、コミュニケーションが取りやすい環境が整っている会社を選ぶのも重要です。

BPOの問題点と対策方法

BPOセンターの活用事例

申請書不備の受付代行

導入企業 官公庁
導入経緯 ミスの撲滅
BPO内容 マニュアル作成、メール一括配信、スキャニング、問合せ対応、業務専用フロア開設

引用:株式会社グロップ「BPOサービス公式ページ」

官公庁では膨大な書類を対応する中、市民や企業から提出された申請書類を受け取り、不備がないかを確認し、必要に応じて修正や追加情報の提出を求める業務が課題となっていました。

グロップでは業務を行うセキュリティルームの用意から、データ管理システムの構築まで対応しています。

年間15万件の対応でミスが0という実績を上げており、BPOサービスを利用したことでサービスの品質向上が図れた事例と言えます。

Twitterキャンペーン事務局代行

導入企業 スマホアプリ運営企業
導入経緯 データ管理~発送の工数減少
BPO内容 Twitterデータ収集、データ抽選、商品発送、問合せ対応、集計・レポート作成

引用:株式会社グロップ「BPOサービス公式ページ」

Twitterキャンペーンは、ツイート作成から応募者のデータ管理、当選者の選定と商品の発送などの工数かかるうえに、専門性が高いため、BPOなどアウトソーシングすることが主流です。

グロップでは、データ収集から商品管理、問合せ事務局、発送などを1社完結できるため、フォロー&リツイートキャンペーンを一括して請け負うことも多いです。

データの収集から、抽選、DM配信など1つのBPO拠点で行い、ロスを最小限に抑える取り組みを実施。導入後は、応募件数が60,000リツイート、当選者5,000名にギフトコードを配信する結果を得られました。

BPO会社の選び方

  • 委託したい業務の実績があるか
  • 料金が適正か
  • 安全なセキュリティを備えているか

委託したい業務の実績があるか

BPO会社を選ぶ際には、委託したい業務の実績があるかを確認しましょう。実績がないと、BPOセンターに設備が整っていない可能性があります。

また、100人規模のコールセンターのBPOの実績があるなど、委託したい業務量に対応できるかも重要です。事前にコーポレートサイトや資料から実績を確認しておきましょう。

料金が適正か

BPO会社の料金が、依頼したい業務量に対して適正かどうかも重要です。あまりに費用が高い場合、自社で行ったほうがコストがかからないというケースもあります。

また、料金が安すぎるBPOセンターも避けるべきです。費用を抑えている分、業務のクオリティやセキュリティに不安が残ります。各社に連絡をとってアイミツをとったり、相場感を身につけることが大切です。

BPOの費用相場を詳しく解説

安全なセキュリティを備えているか

BPOセンターが情報に関するセキュリティが万全かどうかも重要な要素です。社内の機密情報を扱う以上、情報漏えいのリスクについては常に注意が必要です。

プライバシーマークやISMSといった個人情報の取扱に関する認証資格の有無は必ず確認しましょう。また、BPOセンターのセキュリティ体制もチェックしておく必要があります。

【PR】実績と安全性重視ならグロップ

グロップ

主な対応業務
  • ・事務業務全般
  • ・コールセンター業務全般
  • ・SNS運用
  • ・広告運用
  • ・物流サービス など
特徴
  • ・BPOの年間案件数4,000件以上
  • ・年間取引企業約500社以上で実績豊富
  • ・対応領域が広いので1社で業務を完結
公式サイト ▶グロップのBPOサービス

BPO会社を実績と安全性で選ぶなら、グロップにお任せください。グロップは創業50年を迎える豊富な実績のもとに培われたBPOのノウハウがあり、年間4,000件以上の案件に対応しています。

プライバシーマークを取得しており、個人情報の取扱いもご安心ください。BPOセンター選びで迷ったら、グロップを検討してみてください。

BPOの主な実績

案件 主な業務内容
SNSキャンペーン
事務局
・WEB応募受付
・照合作業
・賞品発送
・ヘルプデスク対応一式
健康食品通販
新規受注
・問い合わせ対応
・電話による新規注文
・定期購入促進
健康食品通販
カスタマーセンター
・ユーザーの問い合わせ対応
・商品の受注
・滞納者への支払勧奨
防災無線機貸与
事務局
・DM印刷封入発送
・受付(郵便、WEB)
・宅配による出荷
・データベース構築

グロップではSNSキャンペーンからカスタマーサービスまで幅広いBPOの実績を持ちます。自治体や官公庁をはじめ、多業種を担当してきたノウハウを元に最適なサポートを行います。

特に、コールセンター業務は、セキュリティが万全な自社センターで経験豊富なオペレーターが対応しており、品質の高さには自信があります。

BPOセンターのよくある質問

BPOセンターとは?

BPOセンターとは、外部委託を請け負う会社が業務を行う拠点を指します。または、外部委託の会社そのものを指すこともあります。

BPOとは?

BPOとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略で、簡単に言うと業務の一部を外部の専門会社に委託することです。業務効率の改善やコスト削減が目的で利用されます。

コンタクトセンターとは?

コンタクトセンターとは、電話だけでなく複数の手段からの顧客問い合わせに対応する業務です。コンタクトセンターが対応するのは、SNSやメール、チャット、Webなど幅広いのが特徴です。

コールセンターはBPOできる?

コールセンターはBPO可能です。オペレーターの習熟度で顧客満足度が変わり、離職率も高いと言われるコールセンターは、専門のBPOセンターが存在するくらいBPOの需要が高いです。

まとめ:BPOセンターとはBPO会社の作業拠点

BPOセンターとは、外部委託を請け負う会社が業務を行う拠点のことです。自社業務を外部の専門家に委託することで、業務効率の改善やサービスの品質向上が期待できます。

ただし、BPOセンターの設備は会社ごとに異なるので、依頼する業務に合ったBPOセンターを持つ会社を選ぶのが重要です。

BPOの委託先に迷ったら、グロップにご相談ください。年間の案件数が4,000件を超えており、豊富な実績から最適なプランを提案します。

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