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医薬品物流センターとは?必要な許可やおすすめの倉庫を紹介

医薬品物流センター

「医薬品物流センターとは?」
「医薬品の物流にはどんな許可が必要?」

医薬品物流は、人々の健康を支えるために欠かせない存在です。倉庫での仕分けや保管、全国への発送など、日々さまざまな業務を担います。さらに、医薬品を扱うには薬機法やGDPガイドラインなど厳格な法規制の遵守が求められます。

しかし「医薬品を取り扱いにはどの許可が必要なのか」「どんな倉庫なら対応できるのか」がわからず、利用を迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、医薬品物流センターの概要について解説します。委託先を選ぶ際の確認ポイントや、おすすめの倉庫、医薬品卸売販売業許可と医薬品製造業許可についても紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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医薬品物流とは

医薬品物流とは

医薬品を製造工場から最終使用者に届けるまでの一連の流通プロセス

医薬品物流とは、医薬品や医療関連製品を取り扱う物流業務のことです。メーカーで製造された医薬品を適正な管理のもと保管倉庫まで輸送し、医療機関からの発注を受けて発送を行います。

医薬品は人の生命や健康に直接影響するため、温度管理・湿度管理・品質管理などについて一般的な物流よりも厳しく、薬機法やGDPガイドラインなど厳格な法規制の遵守が求められます。

GDPガイドラインとは

GDPガイドラインとは、医薬品の流通プロセスで品質が保証されることを目的とした、厚生労働省が定める流通品質基準のことです。医薬品の流通における適正な管理基準を定めた指針であり、医薬品の品質と安全性を確保するために設けられました。

温度逸脱・汚染・盗難防止の観点から、医薬品物流会社にも適用される義務となっています。

医薬品物流の主なルート

メーカーから卸店の物流センターへのルート

医薬品メーカーが製造した医薬品を卸店の物流センターまで輸送し、薬機法などの法令に適合した倉庫に保管します。保管倉庫では、品質維持のため適切な温度・湿度管理などが整った環境で保管されています。

卸店の物流センターから医療機関へのルート

医療機関からの発注があった際に、卸店の物流センターから梱包作業などを行い医療機関へ配送します。輸送中の品質管理も当然のことながら、偽造医薬品混入防止のためのセキュリティ対策も重要となっています。

医薬品物流センターとは

医薬品物流センターとは

医薬品メーカー・卸売業・医療機関への供給を支える中核拠点

医薬品物流センターとは、メーカーから届いた医薬品を安全かつ正確に医療機関や薬局へ届けるための拠点です。倉庫では、保管や仕分け、出荷、返品対応などの一連の業務を担います。

一般物流とは異なり、温度・湿度・トレーサビリティ確保などの管理が厳格に行われています。医療用医薬品だけでなく、医療機器や試薬・動物薬などさまざまな製品が取り扱われていることも特徴です。

一般倉庫との違い

医薬品物流センターと一般倉庫の大きな違いは、薬機法の許可に基づいた厳格な品質管理体制とトレーサビリティの確保にあります。医薬品は人命に関わる重要な製品のため、専門知識を持った担当者や品質保証部門による管理体制が構築されています。

また、医薬品が「いつ、どこで、誰によって作られ、どのように利用者に渡ったのか」を正確に追跡できるトレーサビリティの確保も不可欠です。万が一、製品に問題が発生した場合に、迅速な回収や原因究明を可能にするために必要です。

医薬品物流の主なカテゴリー

医薬品

医薬品物流は、医療用医薬品・一般用医薬品を取り扱う物流業務のことです。「医薬部外品」や「化粧品」も薬機法上の規制対象のため、物流業務を行うには許可が必要になります。

医療機器

医療機器物流は、医師が治療で使用する機械やリハビリをサポートする機械などの医療機器を取り扱う物流業務のことです。医薬品と同様に、医療機器の機能と安全性を維持するため、温度・湿度・品質状態を厳格に管理しています。

治験薬

治験薬物流とは、未承認の新しい薬を製薬会社から治験が行われる医療機関や患者へ安全に輸送・保管する物流業務です。治験薬も品質が重要で、厳格な温度・湿度管理、トレーサビリティ確保が求められます。

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医薬品物流センターに必要な許可・法的要件

医薬品物流センターに必要な許可・法的要件

医薬品卸売販売業許可

医薬品卸売販売業許可とは、薬局や病院などの医療機関に販売・配送を行う場合に必須となる許可です。この許可を取得するには、営業所ごとに営業所の所在地の都道府県知事から許可を受ける必要があります。

また、営業所の構造設備基準を満たし、薬剤師などの責任者を設置するなどの要件を満たす必要があります。

医薬品製造業許可

医薬品製造業許可とは、医薬品などを「業として」製造する際に、薬機法に基づき製造所ごとに都道府県知事から受ける許可のことです。許可を受けることで、医薬品の製造・包装・表示・保管などを行うことができます。

しかし、市場への出荷を行うには別途「医薬品製造販売業許可」が必要となり、医薬品製造業許可のみでは出荷はできません。

その他

医薬部外品・医療機器・再生医療等製品を扱う場合は、対応する個別の業許可(医療機器製造業・販売業など)が必要です。

例えば、医薬部外品の製造販売には「医薬部外品製造販売業許可」が、医療機器の販売・貸与には「許可または届出」が、再生医療等製品の製造販売には「再生医療等製品製造販売業許可」が必要です。

医薬品物流センターの設備・管理要件

医薬品物流センターの設備・管理要件

温度・湿度管理体制

温度帯名称 温度区分
標準温度 20℃
常温 15~25℃
室温 1~30℃
微温 30~40℃
冷所 1~15℃

医薬品は、適切な温度帯で保管・管理しなけば品質が損なわれる可能性があるため、医薬品物流において適切な温度管理が行われていることは極めて重要です。

GDPガイドラインでは「保管場所の使用前に、適切な条件下で温度マッピングを実施すること。温度モニタリング機器は、温度マッピングの結果に従って適切な場所に設置すること」と明記されています。

温度マッピングは、倉庫や輸送車両の保管スペース内の温度分布を三次元的に計測・記録することです。温度マッピングの結果に従って、温度モニタリング機器で製造・保管・輸送中の温度を連続的に記録し、医薬品の品質と安全性を確保します。

トレーサビリティ

トレーサビリティとは、医薬品や医療機器などの製造・流通・服用・使用・廃棄の流れを追跡できる仕組みのことです。流通経路が明確になることで信頼性が向上するため、医薬品のトレーサビリティ確保は必要不可欠となっています。

トレーサビリティを実現するには、バーコード・QRコード・RFIDタグなどを活用し、24時間製品の状況を監視する必要があります。特にRFIDタグは、医療機器の使用状況や稼働率を把握でき、医療機器の有効期限や使用回数の間違いを防げるため、効率的な運用が可能です。

セキュリティ対策

医薬品物流は、盗難や不正加工を防ぐために厳格なセキュリティ対策が必要です。特に高価な医薬品や麻薬性鎮痛剤など違法な転売や悪用のリスクがある製品は、セキュリティ対策を徹底する必要があります。

例えば、入退室管理の強化(生体認証やIDカード認証)、保管スペースへの権限付与の徹底、監視カメラやセンサーによる常時監視システムなどが挙げられます。これらを組み合わせることでリスクを大きく低減できます。

防塵・防虫・清潔な環境整備

医薬品を保管する倉庫でも、食品工場レベルの衛生管理体制が必要です。単に清掃記録を残すだけでなく、防塵・防虫対策や清潔な環境を維持するための手順書を整備し、従業員へ適切な作業方法を徹底させることが重要とされています。

また、高度管理医療機器や使用者の皮膚・粘膜などに触れる医療機器においては、クリーンルームやクリーンブースが必要になるケースがあります。委託先の物流センターに設備があるか確認しておきましょう。

医薬品物流センターに委託するメリット

医薬品物流センターに委託するメリット

コア業務に集中できる

自社の人的・時間的リソースをコア業務に集中できることが大きなメリットです。医薬品物流は専門性や時間・手間がかかる業務でありながら必要不可欠な業務のため、アウトソーシングすることで事業成長に直結する業務へリソースを割くことができます。

製薬会社であれば研究開発・品質保証・販売促進、医療機関であれば診療・患者対応・薬剤管理などに人的リソースを集中でき、業務効率を最大化可能です。

自社倉庫投資・管理コストの削減

自社で内製化すると、出荷量に関わらず設備やスタッフの運用に固定費が発生します。一方、医薬品物流センターを利用すれば、物流コストを変動費化でき、繁閑に合わせた柔軟なコスト調整が可能になります。

また、医薬品物流センターを利用すると効率的な配送方法や、温度・湿度管理が必要な倉庫の共同利用など、専門の仕組みをそのまま活用できます。その結果、自社で設備を維持する場合と比べて、配送コストや保管コストを大きく抑えられます。

品質保証体制・監査対応の外部委託が可能

医薬品物流センターは、薬機法に基づく品質保証体制で対応するため安心して依頼できます。トレーサビリティによる、作業工程や出荷記録などの正確なデータ管理も行っています。

万が一、不良品やトラブルが発生した際も、原因の特定や対象商品の追跡が迅速に可能です。医薬品物流センターの利用は、企業の信頼性の向上にも繋がります。

物量に応じて柔軟に対応できる

事業規模の急な拡大や繁忙期の需要増加にも柔軟に対応できることもメリットと言えます。物量に対する柔軟な対応が、機会損失を防ぎ事業成長を後押しします。

また、業者によっては24時間体制や年中無休の配送も増えているため、納期厳守の医薬品配送にぴったりです。このような体制は、内製化するのに膨大なリソースが必要になりますが、委託であれば契約後すぐに利用できます。

医薬品物流センターを委託する際の注意点

医薬品物流センターを委託する際の注意点

許可証の有無・更新状況の確認

医薬品を取り扱うには、薬機法に基づく許可が必要になります。依頼を考えている医薬品物流センターが、適切な許可を取得し有効期限が切れていないか必ず確認しましょう。

また、医薬品は仕入れ・保管・配送まで厳しい管理が必要なため、厚労省が定めたGDPガイドラインにも従っているか確認することで安心して依頼できます。

GDP対応実績・監査記録の有無

GDPガイドラインは、輸送・保管・流通・品質管理などすべての業務が文書化し、記録されることを求めています。この記録は、監査時に企業が基準に満たしていることを証明する客観的証拠となるため、依頼予定の物流センターが正しい記録を行っているのか確認が必要です。

返品・廃棄フローの明確化

医薬品物流は、返品・廃棄フローを明確化するために、GDPガイドラインに基づいた体系的な手順の確立が不可欠です。業務フローや過去の実績を確認して、適切な手順で返品・廃棄が行われているか確認しましょう。

医薬品物流センターの選び方

医薬品物流センターの選び方

選定時のチェックポイント

対応可能な温度帯

医薬品物流において温度管理は必要不可欠なため、物流センターを選ぶ際は必ず確認しなければなりません。医薬品の品質を低下させないように、自社の製品に合った温度帯で管理できる設備が必要になります。

また、倉庫による保管だけでなく、配送も依頼する場合は輸送時の温度管理も徹底されている必要があります。GDPガイドラインに乗っ取った適切な温度管理が行われているか確認しましょう。

医薬品製造業許可・卸売販売業許可の保有状況

医薬品の製造・保管には医薬品製造業許可、医薬品の出荷には医薬品卸売販売業許可を取得する必要があります。医薬品物流センターに製造・保管・出荷を依頼する場合は、それぞれの許可を取得していて有効なものか確認しましょう。

品質管理体制

薬機法に基づく品質管理体制が行われているかも、医薬品物流センターを選ぶうえで確認が必要となります。トレーサビリティをどのような方法で実現し、問題が発生した際には迅速な原因究明が行えるのか確認しましょう。

拠点ロケーション(配送リードタイム)

物流おいて配送リードタイムは、重要なポイントです。特に医薬品は、生命に関わる可能性が伴うため、緊急時にも対応できるよう配送拠点を確認しておく必要があります。

また近年は、24時間配送や年中無休の配送も増加しているので、拠点の立地だけでなくサービス面も考慮した選定が重要です。

見積もり・契約時のチェックポイント

取扱数量

医薬品物流センターの取扱数量を確認し、複数社への依頼を検討することも重要です。医薬品のような生命に関わる製品が、物流センターのキャパオーバーで行き届かないことはあってはいけません。

また、自社の商品と類似した商品や、同業他社との取引実績を見積もり時に確認しましょう。過去に取扱が無い場合は数量を限定して、問題が無ければ徐々に数量を増やすことをおすすめします。

在庫日数

製品や企業の方針によって在庫日数はそれぞれですが、企業の要望に合った在庫日数に対応できるか依頼予定の医薬品物流センターに確認しましょう。物流センターと相談し、適切に在庫日数を管理することで、使用期限切れに伴う廃棄を削減できます。

料金体系

医薬品物流の見積もりは、複数の業者に依頼して比較しましょう。費用だけでなく、サービス内容や対応範囲にも差があるからです。特に保管料や配送料などは、料金体系が企業ごとに異なるため相見積もりが欠かせません。

また、見積もり前には「何を依頼するか」をまとめておく必要があります。事前に内容を明確にしていれば、余計な業務を依頼することがなく、費用を最小限に抑えられます。

事故時・破損時の補償対応

契約時には、対応範囲の明確化や事故時・破損時の補償対応方法もしっかり確認しておきましょう。契約前の説明の分かりやすさやレスポンスの速さなども判断材料にすることで、より良いパートナーを見つけやすくなります。

秘密保持契約(NDA)締結の有無

秘密保持契約を締結し情報漏洩に対するリスク管理も大切です。情報漏洩対策としてプライバシーマークを取得しているのかなど、できる限りの対策が講じられているか確認しておきましょう。

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▶物流倉庫の比較ポイント

おすすめの医薬品対応物流センター10選

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特長 ・40年以上の物流ノウハウで信頼性が高い
・4拠点で医薬部外品製造許可取得
・遠距離輸送を減らし最短お届けを実現
免許 ・医薬部外品製造(包装・表示・保管)
所在地 【桑野第1・第2物流センター】
岡山県岡山市中区桑野116-1
【上道センター】
岡山県岡山市東区中尾440
【東岡山センター】
岡山県岡山市中区下334-3
【北柏センター】
千葉県柏市松ヶ崎新田13-1
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グロップは、40年以上培った物流ノウハウで企業をサポートしてくれる物流代行業者です。梱包やアッセンブリ・検品などの様々な業務を行える設備が整っており、安心して依頼できます。

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鴻池運輸

特長 ・医療機関向けの物流ソリューション
・医療機器の回収から洗浄、保管まで対応
・豊富な経験に基づく高品質なサービス
免許 ・高度管理医療機器等販売業賃貸業 高度管理医療機器等の販売業務・賃貸業務
・医療機器製造業 医療機器 包装・表示・保管
・医薬部外品製造業 医薬部外品 包装・表示・保管
所在地 【大阪本社】
大阪市中央区伏見町4-3-9 HK淀屋橋ガーデンアベニュー 2F
【東京本社】
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 7F
【国際物流関西支店】
大阪市港区築港2-1-23
【国際物流関東支店】
東京都中央区日本橋本町1-9-13 日本橋本町1丁目ビル 3F
【鉄鋼関西支店】
和歌山県和歌山市松江中3-8-41
公式サイト ▶鴻池運輸

鴻池運輸は、創業140年の歴史をもつ医療機関・流通企業向けの物流会社です。医療機器の輸入から入出庫保管・品質検査・配送までの一貫物流や、医療器材の滅菌代行・院内物流・経営支援などのサービスを展開しています。

医療メーカー100社以上との実績から、高品質かつ低価格の医薬品・医療機器物流サービスとして定評があります。鴻池運輸は、委託先のニーズに応じた最適なサービスを提供できる、医療機器に強い物流倉庫会社としておすすめです。

ハマキョウレックス

特長 ・物流スキルを駆使し大幅なコストダウン
・繊細なケアと徹底した品質管理
・高品質で低コストの物流センターを実現
免許 ・医薬品卸売販売業
・毒物劇物一般販売業
・高度管理医療機器販売・貸与業
・医薬品製造業(包装・表示・保管)
・医療機器製造業(包装・表示・保管)
・化粧品製造業(包装・表示・保管)
・医薬部外品製造業(包装・表示・保管)
・体外診断用医薬品製造業
・動物用体外診断用医薬品製造業
所在地 【本社】
静岡県浜松市中央区寺脇町1701番地の1
【栃木センター】
栃木県栃木市
【柏センター】
千葉県柏市
【大阪南港センター】
大阪府大阪市住之江区
【神戸西センター】
兵庫県神戸市西区
公式サイト ▶ハマキョウレックス

ハマキョウレックスは、高度管理医療機器販売業・賃貸業と医療機器製造業(包装・表示・保管)の2つの免許を取得する、医療機器物流におけるプロフェッショナルな会社です。

この2つの免許による厳格な品質管理や、専門スタッフが常駐することで医療機器における完璧な物流環境を整えています。総合的な物流スキルを駆使した管理体制で、大幅なコストダウンも実現しています。

富士ロジテック

特長 ・創業100年の安心と信頼
・高い生産性と品質を実現する体制づくり
・ITを利用した無駄のない物流業務が可能
免許 ・医薬品
├ 医薬品製造業(包装・表示・保管)
└ 医薬品卸売販売業
・医療機器
└ 医療機器製造業(国内における最終製品の保管)
所在地 【首都圏事業部】
東京都千代田区丸の内3-4-1
【神奈川事業部】
神奈川県厚木市金田1095
【静岡事業部】
静岡県静岡市清水区清開1-5-10
【浜松事業部】
静岡県浜松市中央区上石田町956-1
【大阪事業部】
大阪府門真市四宮5-1-35
公式サイト ▶富士ロジテック

富士ロジテックは、創業100年を超える安心と信頼がある物流代行サービスです。高い生産性と品質を裏付ける人材の管理・育成体制が整っています。

他にも、富士ロジテックはシステム開発にも力を入れています。ITを利用したスムーズで無駄のない物流業務で、企業を最大限サポートします。

鈴与

特長 ・薬事申請から滅菌までトータルサポート
・40社以上の製造販売業者から業務受託
・輸入手配にも柔軟に対応
免許 ・医療機器製造業
・高度管理医療機器等販売業、貸与業
・化粧品製造業(包装、表示、保管)
・医薬部外品製造業(包装、表示、保管)
・動物用医療機器製造業
所在地 【本社】
静岡県静岡市清水区入船町11-1
【大井物流センター】
東京都大田区東海4-9-3
【大黒メディカルセンター】
神奈川県横浜市鶴見区大黒町2-7
【豊橋物流センター】
愛知県豊橋市神野ふ頭町3-18
【西宮物流センター】
兵庫県西宮市西宮浜1-2
公式サイト ▶鈴与

鈴与は、薬事申請から製造・洗浄・滅菌までトータルサポートが可能な物流サービスです。2017年にISO13485認証を取得し、医療機器の取り扱いに特化した専門スタッフが、高品質なサービスを提供しています。

クラスⅠからクラスⅣまでさまざまな医療機器の取扱実績があり、過去40社以上の医療機器製造販売業者から業務を受託している安心の企業です。クリーンルームを保有するなど、医療機器の製造に適した設備が完備していることも大きな魅力です。

NTTロジスコ

特長 ・情報技術力を活かした物流システム
・医療機器特化の共同配送サービスを提供
・24時間緊急配送に対応
免許 ・医療機器製造業
・高度管理医療機器等販売業、貸与業
・医薬部外品製造業
所在地 【本社】
東京都中央区日本橋2丁目1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 4F
【東海支店】
愛知県丹羽郡大口町萩島1-108
【西日本営業部】
大阪府八尾市神武町1-79
【四国支店】
愛媛県松山市高岡町442-1
【九州支店】
福岡県福岡市東区箱崎ふ頭4-1-18
公式サイト ▶NTTロジスコ

NTTロジスコは、NTTグループの情報技術力を活かした安心の情報システムで物流業務を行う会社です。教育訓練を受けた専門のドライバーがメーカーとディーラー間に直接配送する、医療機器に特化した共同配送サービス「メディカルライナー」を提供しています。

これにより、配送コスト低減と配送品質の向上を同時に実現する画期的なサービスとなっています。また、24時間緊急配送やコールセンターなどにも対応しており、委託先のあらゆるニーズに的確に対応可能です。

愛宕倉庫

特長 ・創業70年以上の豊富な実績
・医療機器の取り扱いに優れた物流拠点
・海外医療機器メーカーの日本参入を支援
免許 ・川崎事業所
├ 医療機器製造業
├ 化粧品製造業(包装・表示・保管)
├ 医薬部外品製造業(包装・表示・保管)
├ 高度管理医療機器等販売業・貸与業
└ 毒物劇物一般販売業
・前橋事業所
├ 医薬部外品製造業(包装・表示・保管)
├ 化粧品製造業(包装・表示・保管)
├ 毒物劇物一般販売業
├ 医薬品販売業(全ての医療用医薬品及び一般用医薬品)
├ 医薬品製造業(包装・表示・保管)
├ 動物用医薬部外品製造業
└ 医療機器製造業
所在地 【本社】
東京都港区新橋6-20-8
【川崎事業所】
神奈川県川崎市川崎区東扇島27-2
【品川事業所】
東京都品川区東大井1-5-13
【埼玉事業所】
埼玉県深谷市上野台割塚1400-17
【前橋事業所】
群馬県前橋市笂井町456-14
公式サイト ▶愛宕倉庫

愛宕倉庫は、創業70年以上の豊富な実績で医療物流サービスを提供する会社です。川崎事業所が羽田空港の至近にあるため、国内配送と輸入の利便性を求める医療機器メーカーから多数の依頼を受けています。

また、医療機器製造業許可の取得に加え、GQPやGVPに適合した選任製造販売業者に対象品の薬事申請サポートを委託することで、海外医療メーカーの薬機法承認・認証取得による日本市場参入をサポートしています。

アイシーエクスプレス

特長 ・医療機器輸送に特化したチームで対応
・全国配送可能な自社配送網を確立
・コーディネータによる最適な輸送提案
免許 要問い合わせ
所在地 【本社】
東京都大田区昭和島2丁目4番1号
【昭和島第2ビル】
東京都大田区昭和島2丁目4番3号
【ISLC】
東京都大田区昭和島2丁目4番4号
【京葉物流センター】
千葉県船橋市潮見町35番3号
公式サイト ▶アイシーエクスプレス

アイシーエクスプレスは、医療機器輸送に特化した専門チームで物流サービスを提供する会社です。東名阪を毎日運行する自社便と、全国の空港に対応可能な航空便で全国配送を実現しています。

また、経験豊富な医療機器輸送専門の担当者が最適な輸送をコーディネートすることも魅力です。医療機器輸送を最適化したい企業は、アイシーエクスプレスに相談してみましょう。

三井倉庫

特長 ・臨床研究から文書管理まで一貫した物流
・高品質なオペレーションを実現
・最新鋭の倉庫施設、設備を保有
免許 ・医薬品製造業
・体外診断用医薬品製造業
・医療機器製造業
・化粧品製造業
・医薬部外品製造業
・医薬品卸売販売業
・高度管理医療機器等販売業
・毒物劇物一般販売業登録
所在地 【本社】
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 MSH日本橋箱崎ビル
【関東支社第1支店・第2支店】
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
【本牧事務所 南本牧倉庫】
神奈川県横浜市中区南本牧3-20
【関西支社第2支店】
大阪府大阪市北区堂島浜1-4-4 アクア堂島東館9階
【九州営業所】
福岡県朝倉市一木59-4 ESR福岡甘木DC 2階H区画 丸協運輸株式会社九州営業所内
公式サイト ▶三井倉庫

三井倉庫は、GMPに対応した高機能施設と4温度帯の保管・輸送を提供する物流会社です。グループの総合力を活かすことで、臨床研究から製品開発・製造販売・文書管理まで、一貫した物流サービスを実現しています。

また、医療機器だけでなく自動車・精密機器・化学品などさまざまな物流にも対応しています。あらゆるニーズに対応可能な三井倉庫で物流を最適化しましょう。

三菱倉庫

特長 ・1,000名以上の経験豊富なスタッフ在籍
・物流課題の解決のため複数の許可を取得
・治験薬や再生医療等製品の物流に精通
免許 ・医薬品卸売販売業許可
・医薬品製造業許可(包装、表示、保管)
・医薬部外品製造業許可(包装、表示、保管)
・医療機器製造業登録
・体外診断用医薬品製造業登録
・高度管理医療機器等販売業許可
・管理医療機器販売業届出
・動物用医薬品製造業許可(包装、表示、保管)
・動物用医療機器製造業登録
・化粧品製造業許可(包装、表示、保管)
所在地 【本店】
東京都中央区日本橋1-19-1 日本橋ダイヤビルディング
【東京支店】
東京都中央区新川1-28-24 東京ダイヤビルディング4号館1階
【横浜支店】
横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング17階
【名古屋支店】
名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル11階
【大阪支店】
大阪府大阪市福島区野田六丁目5番20号 大阪ダイヤビルディング12階
公式サイト ▶三菱倉庫

三菱倉庫は、保管・配送・通関・流通加工などを連携させた物流サービスを提供する会社です。医薬品卸売販売業許可や医薬品製造許可(包装、表示、保管)などの医薬品や医療機器に関するさまざまな許可を取得し、物流課題の解決に取り組んでいます。

また、全国に医薬物流従事スタッフが1,000名以上在籍し、最適な医薬品物流を提供しています。保管・配送共に温度管理を行うことで、製品の品質維持を徹底しています。

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医薬品物流でよくある質問

医薬品を扱うにはどんな許可が必要?

医薬品製造業・医薬部外品製造業・医療機器製造業などの医薬品分野の許可が必要です。自社が委託したい物流センターが適切な許可を取得しているか確認し、依頼しましょう。

一般倉庫でも医薬品を保管できる?

基本的に医薬品を一般倉庫で保管することはできません。医薬品の保管には薬機法に基づき、医薬品製造販売業または医薬品卸売販売業などの許可が必要です。

医薬品製造業許可と卸売販売業許可の違いは?

医薬品製造業許可は医薬品を「製造する」ための許可で、卸売販売業許可は医薬品を薬局や医療機関などに「販売する」ための許可<という根本的な目的の違いがあります。

まとめ:医薬品物流はアウトソーシングがおすすめ

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医薬品物流のアウトソーシングは、ノンコア業務を専門業者に委託し、自社のリソースを主要業務へ集中させるための有効な経営戦略です。コスト削減だけでなく、専門的なノウハウによる品質向上も大いに期待できます。

もし医薬品の物流センターを検討しているなら、豊富な実績を持つグロップにご相談ください。「まずは話だけでも聞いてみたい」という段階でも問題ありません。物流業務に関するお悩みを、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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